パラマストーナメント編、はっじまるよー。

・介党鱈P

【ニコニコ動画】【キャッキャ】ぷよm@s part25【ウフフ】

いやぁ、闘ぷよシーンもなくパラマストーナメントを始める前の事前準備段階だと言うのに、この面白さはなんなんでしょうね。あちこちに伏線を散りばめつつ、それをどう回収してくるのか読めない仕掛け。やはりこの文章力は流石ですのぅ。


(以下ネタバレ込み感想)

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まぁ、何はともあれ言っとかなきゃならないのは。


亜美うぜえええええええええええ!www



くそー、この後に調子に乗った報いが来るんだろうなぁと分かっていてもこのうざさはちょっと教育したくなるレベルw 真美も散々ネタにされてブチ切れ寸前だが、よく耐えたね君は…。えらいぞ真美。
こうして亜美vs真美もあるか?と勘繰りたくなる仕込みもされた後はいつも通りの双子に戻っていることにホッとしたり。旅館と言ったらまずは枕投げだよねー(コラコラ)



いつも通り+仕込み繋がりだと真もようやく立ち直って本調子ですな。キチクマコトモードとも言うべき毒舌で何やら春香さんに対して対決仕込みをやったようにも見えますが…w アレはフォント芸のおかげで普通によくあるギャグとして流してしまえるからなぁ。伏線ってほどでもないかw
まぁ、そういうフォント芸で言うなら、むしろあずささんのほうに飲酒スパルタモード発動の仕込みがされたように見えますね。今のところそれを知っているのは真だけですし、美希以外の全員が集まっているこの場で披露すると話的にも面白いかも。
それと、今回はあずささんの「事務所のお母さん」的な気遣いが随所に出ていたのも印象に残りましたね。やよいや千早に対してのフォローといい、亜美に付き合ってあげることといい。……いや、亜美は増長するだけなんで、正直止めておいて欲しいんですがw



そうした喧騒とは関係のないところで1人空気が違っていた千早ですが…。うーん、これは大丈夫なのだろうか。今はアイマスゲーム中で言えば両親離婚寸前ってところか…。この精神状態で万全の戦いが出来るのかどうか。何より、律子が吹っかけてきた「自分に対する敬語禁止」という内容からして既に負けフラグが満杯とも言えます。
既に大百科掲示板等で書かれている通り、「ぷよm@s」内では律子が先にデビューした先輩なので千早は「さん」付けで呼んでいますが、公式の呼び方に準拠すると千早は律子のことを「律子」と呼び捨てで呼ぶわけなんですよね。それをここで解消しようとするなら…むむむ。
千早が負けると律子のトーナメント参入もランキング復帰も遠のいてしまう…、それでもあえてここでやってしまうのかしら?ああ、気になる気になる。
律子も律子で「千早の頭の固さ」をぷよで分からせようとしてるみたいなので、ひょっとしたら、こうこうこうするんじゃないか、という考えは頭にあるのですが、それは伏せておくとしましょう。この件に関しては他にも律子の言動の中に色々とヒントが隠れていそう。




他にも「全選手入場」は本当にやるのかとか(既にコメに書かれ始めてるw)、特注ぷよ浴衣はみんなお風呂から上がってからか…wktk とか、そもそもお風呂シーンイラストの発注はしたの!?(ぉぃ)とか、トーナメントとは関係ないところでいろいろ気になることはあるのですが、今回さり気に今後の展開において凄い伏線じゃね?と思えるのが3:40辺りから4:05辺りまでの会話でしょうか。
これが世間への火付け役となって…!と言うのは十分以上に考えられます。トーナメント編終了後のフラグとして覚えておいてもいいかも知れませんね。




まぁ、しかしなんだ。
鱈Pってホントに行き当たりばったりでなくてきちんとしたプロットを立てた上で物語を書いてるのな、と思わせたのはバスの中での千早と雪歩の描写でしょうか。
雪歩はずっと下向いてゲームギアでのぷよ練習に熱中。千早は熟睡で一言も発せず。そう、バスの中ではあれだけ機材だ荷物だ美希だ亜美がうざい(笑)だで騒いでいた中で、この2人だけは全く会話に参加しないどころか、立ち絵グラさえ表示させないという念の入れようです。
で、美希の夢の話を挟んで(いや、これは流石に社長参入フラグではないだろうw)ようやくこの2人もちゃんと乗っていたんだと示される、と。細かいとこなんですけど、ややもすると会話のどこかで、例えば美希のくだりで「………」とでもして立ち絵を出したくなっちゃうものだと思うんですよ。2人とも美希に対しての複雑な思いもあるでしょうし。でも、後の描写のためにここはあえて流しておいていいというこの判断。こういうところが「ああ、鱈Pの書くシナリオの上手さなんだな」と感心してしまいました。
誰が、どこで、どのような会話をし、誰がこの場で絡まないほうが話が面白く回っていくか。こうした所までやっぱり計算づくなんでしょうな。




結論:闘ぷよシーンがなくても「ぷよm@s」は人間模様やギャグや練られたシナリオで十二分に面白い。以上!!