番外編:「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」2日目に参加してきたの巻


そうです、初の現地参戦です。
今まではLVで鑑賞してきたのですが、節目となる大きな舞台は流石にこの目で直に見ないときっと後悔することになると思ったもので。
といっても体力的な面も考慮して2日目1回に絞ったわけですが。



結論から申し上げますと、このライブを生で見れたことは一生の思い出となる幸せで貴重な体験となりました。
なんといってもアリーナ(グラウンド)どころか観客席の全てを使って埋められたプロデューサーの圧倒的な多さ。半信半疑でしたが実際に見てしまえばおよそ38000人という主催者発表を鵜呑みにしないわけにはいきません。よくもまぁこれだけの人数を集められるコンテンツになったものです。



そしてその多くの観客の視線を一点に浴びることになる若き出演者の皆さんの堂々としたパフォーマンスの数々。最初に出演した時は緊張で声が震えていたあの人も、泣いてしまっていたあの子も。今や全く物怖じすることなく客席を見据え、声を張り上げ、力強く踊る。こうした成長を肌で感じて、感激で胸がいっぱいにならないわけがない!と断言させていただきましょう。



そうして成長していった後輩を引っ張ってきた先輩方といえばこれはもう言わずもがなの芸達者ぶりで。どんなに会場が大きくなろうと全く不安に思うことがないという安心感はもう流石としか言いようがありません。
それでいて、例えば1日目でハンドマイク無しのリミッター解除を見せたというぬーさんのようにまだまだ伸び代があるというのは、ホント恐ろしい限りです。
後半部では10年続けてここまでこれたという年月の積み重ねからくる思い出ボムが炸裂してしまったようですが、そりゃそうですよ。始めからこんな大きなライブが開催できるなんて思ってた人は関係者の中には1人だっていなかったでしょうから。
諦めることなく継続してきた強さと重さ、しかと受け止めさせていただきました。



そして今回何より貴重な体験となったのが現地の熱気と歓声の凄さ。
開演と同時に体感温度が一気に上がっていったあの興奮、空気が震え圧力となって押し寄せる皆の声のド迫力は、LVや編集映像では絶対に伝えきれない、肌で直に感じるからこその生の醍醐味なのだなと思い知りました。
これを生み出しているのが同じアイマス好きの同士たち1人1人というのがまた、こう、ね。




しかし今回会場となった西武プリンスドームですが、半開放型ドームという特異な形状がもたらす時間経過による自然の演出の妙は素晴らしかったですね。
セトリの組み方を見ると明らかにそれを意識した並びになっていて、「Twilight Sky」で見事夕焼けと共に映し出されたショットを見たときは感嘆の声が漏れましたよ。
他にもステージ形状(例の「Star!!」での真上星型映像含む)、スタンド席トロッコ、照明、空撮カメラ等々、演出家の腕がここぞとばかりに発揮されたライブだったのではないかと思います。そうした面からも出演者を支えた裏方さんたちには一層の感謝の言葉を述べなければなりませんね。
心配された暑さによる体調不良アクシデントなども起こらなかったようですし、しつこいように事前アナウンスで繰り返された熱中症対策と共に健康管理にも気を配っていてくれたのでしょう。

(…もっとも、漏れ聞こえた話ではもよちーはライブ期間中携帯ゼリー食とかき氷ぐらいしか口にしていないという…それでいてあのキレッキレのダンスに声量に表現力…なんなんですかねあの子…w)



暑さの話ついでに自分が座っていたレフト側芝生席の体感度合いの話をしますと、暑いには暑いが別に汗ダラダラというとこまではいかない、といった感じでしょうか。「いやー、蒸し暑いねぇ」で済ませられる範囲というか。
風通しのよさもありますがなんといっても立ち見禁止!これが大きい。おかげで周りに壁が出来ることがなく熱気がこもらないんですよね。持っていったおよそ2.5L分の水分も半分ぐらいの消費で済んでしまいました。
この立ち見禁止措置といい、スタンド外周トロッコの近さ(おまけに見上げると皆さんのおみ足gげふんげふん)といい、サイリウムの眺めの良さといい、私を含め今回この芝生席を取った人はかなり得をした一団ではないでしょうか。(最前列辺りのフェンスがステージ見るのに邪魔になった人はこの限りではないかも)




そう、サイリウムで思い出した。
今回、初めてLEDタイプのものを買って持ち込んだんですが、初日にやっていたので2日目にはないかー、と諦めていた「真実の赤」チェンジを、まさかのMCパートで今回初めてやることができました。
…いやぁ、あの統一感はちょっと他に類を見ない凄まじさがありますねw そりゃどよめきも起こるってもんですよw
そして直後のころあずのポンコツっぷりである。あれは多分マジボケなんだろうなぁ…w




うむ、だいたいこんなところでしょうか。
出演者1人1人、1曲1曲の細かい感想は他の方にお任せします。私はそういうガラでもないので。ただもう、皆さん素晴らしかった。ありがとう、と。それだけです。




正直なところ、次にライブを見るとしても快適性や利便性、金銭面からやっぱりLVになるだろうなぁと思ってはいるのですが、それでもこの10thライブを現地でじっくり見て、体験したことは一生の財産になると思います。
ありがとう、アイドルマスター