ぷよm@s温泉回…じゃなくて、千早vs律子回!

・介党鱈P

【ニコニコ動画】【プレミアムは】ぷよm@s part26【湯気が消えます】

(ネタバレ感想なので格納)

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いやー、良かった!!
千早としては負けたくないこの1戦、そして律子としては実力を出し切って勝ちたいこの勝負。
千早の律子に対する敬語口調を原作通りのタメ口に直すとなれば結果は明らかだったのですが、まさかこういう決着の仕方で双方の目的を達成させてしまうとは。
ぷよぷよ」のルールにのっとった上では律子の勝ち、そして究極連鎖法使い同士の勝負の上では千早の勝ち、と上手い痛み分けで収まってくれて実に良かったです。しかも2人ともが何か一皮剥けたような晴れやかな気分でパラマストーナメントに臨める…。うむぅ、ホント見事なシナリオの練り方ですなぁ。



実際、見事なものですよね、今回の勝負の見せ方は。
先に千早のタメ口を見せて「ああ、やっぱり千早負けちゃったかー」と視聴者に思わせておいて、実は最初の律子のノーカン宣言が後になって生きてくる。そして掘り神様のたたりとプロデューサーの教えが千早を勝利に導くという、何とも熱い展開は興奮を呼び起こされるものでしたわ。


part11のこのシーンで触れていためったにないという「あの配ぷよ」。ここでついに伏線回収されるとは。これは律子が混乱しても無理はないし、教えをしっかり受けていた千早の冷静な対応が逃さずに手繰り寄せた貴重な1勝になるという、まさにここしかないという披露の場面でしたね。
おそらく小鳥さんだと知っていたか、冷静に処理していたかだろうなぁ。



そこからの千早の立ち直りもまさに胸熱。










これが!これが「ぷよm@s」の千早の強さ!
キョウスケPへの絶対的な信頼がもたらした揺るがぬ信念がこの台詞を言わせるのですよ。
「プロデューサーの教え」だけではない、「私たちの」強さは見事に連鎖効率で上回る律子に最後の一撃を入れてくれた。既に負けてしまっていたと思っていたからこそ、尚更に胸を打つ決着の1戦でありました。



究極連鎖法使い同士の対決に負けてしまったとはいえ、律子の強さもまた本物でした。
本来であれば潰しを用いて圧勝出来たであろう試合に、あえて究極連鎖に拘った姿勢。最小限のちぎりと移動範囲の少なさで常に先手を取り続けた連鎖効率。そして、自分の驕りとそれが招いた負けを素直に認めることが出来るようになった精神的な成長。
こうした律子の強さを目の当たりにすることが出来て、こちらも本当に嬉しかった。



わたしゃもう、律子からこの台詞が聞けただけで大満足ですよ。
対等なもの同士だからこそ味わえるこの感覚。余裕が生む悦楽ではなく、真剣に挑むからこそ到達出来る境地にようやく足を踏み入れてくれたんだなぁ…。今の律子ならひょっとして美希の才能を前にしても尚アイドルを続ける、いや美希に挑むことをも選択肢として考慮するのではないか、とちょいと妄想してしまったり…。



しかしこう、何と言いますか。





賭けに負けた直後にしては、なんだかとっても馴染みすぎてますよね、千早さんw
もうね、律子に向けてこうして対等な態度を取ってくれる千早を見るだけで何だか凄い嬉しいのw
私はやっぱりこういうちはりつが見たかったんだなぁ、と改めて思い知りました。ここまで引っ張るだけの価値がある呼び方変更の理由付けとエピソードでしたな。うむ。




…それにしても肌色シーンでのみんなの空気読みっぷりが素晴らしいなぁもうw コメントがどこもかしこもプレミアム色だらけじゃねーかwww
タイトルで見事に誘導したなー、鱈P。これもまたシナリオのみならず作者の思惑通りと言ったところでしょうかw 闘ぷよのみならず、外野もぷよぷよ三昧な回でありましたとさ。




さぁて、いよいよ次回からパラマストーナメント開催ですよ!!
第一試合はおそらく最後のシーンの通りにやよいvs真美からでしょう。果たして番狂わせはあるのか!?それとも「真美は不憫」な現状を打破してくれるのか!?wktkが止まらない!!