謎、また謎の102話目

・ておくれP

【ニコニコ動画】アイマスクエストⅣ 102話 第八章06「捕われし者」

うむむむむむむむむむむむむむむむ。



今回はまた一段と閣下の謎が深まったと言うか、ますます閣下という人物が何を考えているのか分からなくなってしまう回でしたね。



                                                                                                                        • -


さて、何から書いたものか。
まずは今回の話で閣下が行った行為についてまとめてみましょうか。



・マスドラへの容赦無い態度とは裏腹に、律子に脅しはかけつつも必要な要件を済ませたあとはあっさり「帰っていい」とし、天空の剣をやよいに持たせていないことにはおそらく気付いていながらもそのまま放っておく不可解さ。



・その天空の剣を持ってこいと言いながら、「私には必要ない」と言い放ち執着しない態度。



・ドランを焼き払おうとしたところで亜美に気付き中止、忠告だけ与えてこれを見逃す。(この「尻尾を切るわよ」って脅し、マスドラとも引っ掛けてありますね)



・同じく真も「稽古をつける間柄ではない」としながらも命を取らず、真美の端末となるホイミスライム体まで与える気前の良さ。



・更には「天空城で大人しくしていなさい」という、「安全なところに隠れていろ」とまで取れる趣旨の発言。



これらの不可解な行為に対する解答としてマスドラが提示したものが「天海春香の懐柔」というものでした。
なるほど、確かに自分を滅する光を放つ唯一の人物である勇者を意のままに出来るとするならばそうした策は有り得るでしょうし、アイドル達を手にかけない理由にもなります。
ただ、果たして本当にそれだけなのか…?閣下の底の知れなさからするとまだもっと深い理由があるのではないか…?と勘ぐってしまうのは、コメントを見る限り私だけではないようで。
何より、その結論を示したのが「あの」マスドラなものですから、みんなアテにしてない態度がありありとwいや、勿論私もそうなんですけどね(コラ) …一応エラい人?なのに、ここまでの事で随分信用無くしちゃってるからなぁw
当たってはいるが、正解ではない。的には当たったが淵の点数が低い箇所。
そんな印象を受けてしまう結論なんですよね。



マスドラ絡みで言うともう1点。
閣下に対して出た「あなた」、「甘い方ではない」という敬語使い。
地獄の帝王として恐れられた人物とは言え、過去のマスドラの話では元々は賢者として名を馳せた「人間」でしかないはず。そして何よりマスドラにとっては敵対する相手であることには変わりはない。
だったら何故敬語が口をついて出てくるのか?ここにもやはり何かヒントが?



その鍵となるものかどうかは分かりませんが、閣下が真から「取り返した」(元々は自分の物だそうですしあえてこう書いておきます)「はじゃのつるぎ」の真の姿。
ここの説明の裏に隠された「剣が隠され続けた真の意味」にも驚かされましたが、ギガディンの呪文を宿したこのチート臭い武器。私は知らなかったのですが、ゲームボーイ版のドラクエIII限定でこれと同じような武器があるんですね。
最高の攻撃力を誇り、道具として使えばギガディンの呪文を放つという。その名も「ルビスの剣」。
言うまでもなく、閣下とルビス様、春香の魂と融合した両者は同じ姿であるのは周知の事実。ですが、本当にそれだけが両者が同じ姿をしている理由なのか?以前から閣下はルビス様のことを「あの子」などと呼んでいるように、まだ我々の知らない2人の繋がりが何かあるのではないか?と疑ってしまう奇妙な一致です。
ドラクエ世界のアイテムを上手くストーリーの中に取り入れるておくれPが、例えある1バージョン限定のものとは言え、このアイテムの存在を知らぬわけがないだろうと思うからこその深読み。「ルビスのナイフ」を取られるかと思いきや、実は「ルビスの剣」を取られてしまう、という二重性はないものだろうか?
まぁ、名前は「はじゃのつるぎ」のままだし、これがそうだと決め付けてしまうのもなぁ…、と思っていた矢先、文章を纏めるために過去話を見返していたところ、




86話にこんなシーンがあった!
アイテム辞典の項目をルーシアが見ている場面ですが、[ ]でくくられたアイテム名はその前に書かれたアイテムの別名や過去に呼ばれていた名だと言うことでしょう。
[おうごんのつめ]の前の ・・・わ という部分は先ごろ明かされた[おうごんのうでわ]のことで間違いないでしょう。また、[みなごろしのけん]になる前の真の姿は[きせきのつるぎ]であることも周知の事実。
では、[はじゃのつるぎ]の直後に[ ]でくくられた名前欄が用意されているということは!?
しかも最初の一文字すら表示させない謎めいた隠し方で!?



………なんだかこの2人にはまだ我々には見えぬ繋がりがありそうな気がしてきます。
私も色々と想像を巡らせてみたのですが、ここから先は完全に予想になってしまいますのでその時が来るまで沈黙することに致しましょう。
ああ、なんかこれまで以上に閣下の目的が、謎が、一気に深まったこの伏線バラ撒き!一体いつそれが1つに繋がり解き明かされるのか、ワクワクしてきちゃいますね!



さてさて、話を変えまして今度はアイドル達に視点を移しますと。
やっぱりこれが流れると「おおおおおお!」ってなっちゃいますよね!真のテーマ!!


ああ、そうさ。真だけではない。視聴者みんなが覚えているさ。ヘラルドと共に空を駆け、戦った日々のことを。
こんな嬉しいサービスが待ち構えていたとは正直予想外。亜美が乗せてあげる、って言った時の魂の震え足るや、もう。そこにあのBGMが加わった日には…。ええ、うるっと来ましたとも、本気で。




それに続いて久し振りに真美の姿が見れるなんて!!




更には102話目にして待望の姉妹再会!!!




そして2人の仲の良さに亜美が早速嫉妬してるーーー!!!!w



いやぁ、もうこの辺りだけでもお腹いっぱいですよw
閣下との遭遇戦1つだけでこれだけの事が1度に起こってしまうだなんて、豪華すぎて大満足って言ってしまってもいいぐらいですわ。原因と理由付けも全部はっきりしてるしなぁ。相変わらずうめぇですわ。
………しかし、エンドールの人達もエージェントの皆さんも亜美ドラン完全スルーなのはなんでなんだwいくらまこライアンが連れてるからとは言え、初対面のハズなのにw



情報を仕入れにいったエージェントでもこれまた意外な動きがありましたねー。
黄金の腕輪を使われるのがマズイのなら、使ってしまう前に盗んでしまえばいいという大胆な提案。これで再度のデスパレス潜入作戦決行が決まったわけですが、この作戦は上手くいくのでしょうか?元になるようなイベントもないだけにこれは完全に予想がつかない。
(ここでの変化の杖に関するやりとりは「ニヤリ」ですよねw)



そしてついに明らかになった美希の消息!これもまた忘れてはならないイベントでした。
同じく闇の力に身を委ねた経験のある真がこの情報を聞く、か…。巡り会わせとは因果なものですね。
美希の場合はアイテムで呪われてしまった真や雪歩とは事情が違いますが(既に呪いが外れた美希の場合は進化の秘法を使う時に例の刻印が出る)、やはり人間にとって危険な状態には変わり無し。一刻も早いパーティとの合流が望まれますね。
ただまぁ、本人がそれを望んでいない状態であるためにそれも難しそうなのですが…。ここでキーパーソンとなるのは、同じく進化の秘法の扱いに長けた人物である閣下…なのだろうか…?美希も自分以外の進化の秘法の使い手の波動に惹かれたような描写でしたし…。ううむ。



そしてやよいと律子、ですか。
時間稼ぎのために人質となることを承諾したやよい。
天空城を守るためにも天空の剣を渡すことは出来ないと命がけのブラフを敢行した律子。
どちらも固い決意で閣下に対して望むことと相成りました。
…最も、りっちゃんは生殺し状態に耐えられなかったようですがw 閣下に乗られてしまったことといい、今回はいつもより更に損な役回りのギャグ要因になってしまいましたねw



それにしても、だ。


この場面での閣下の嬉しそうな表情はなんなのだ?
いや、やよいが好きで好きでたまらないのはこれまでのことからも明らかですよ。それは別にいいのだ。(いいのか?)
「天空の剣を渡すのは勇者である春香だけ」という決意に対して何か感じ入るものがあったとしか思えない会話の流れ。一体全体どういうことなのだろう?自分には必要ない、でも持って来なさいと命じた。それはつまり自分ではなく「勇者春香」に持たせたかった?春香以外の誰にも渡さないというやよいの決意が自分の思惑と一致しているから?
ここら辺は考えれば考えるほど泥沼にハマってしまうなぁ…。閣下の真意が読めないことこの上ないのだ。
このまま眠らせておいても特に問題は起きないハズの春香をこのタイミングで起こしたことといい、やっぱり謎は深まるばかりなのです。



………にしても、起き抜け春香さんかわいいなおい!w
はてさて、この激変した状況、春香さんはちゃんと整理がつくのだろうか。
そして、起こした春香に対して閣下は何をするつもりなのか…。
ここでまた次回へ引きとかねー。もうねー。ておくれPずるい!ずるいわー!w