ぷよm@s Part23 穿つ一閃

・介党鱈P

事務所ぷよバトル史上、最も噛み合わない2人によるランキングバトル!
小鳥に勝つために「究極連鎖法」にのみ特化した千早と、純粋に掘り合うことだけを求めるがあまり「潰し」の道を選んだ雪歩。
連鎖法も目的も、まるで似た部分のない2人が戦った時にどんなドラマが生まれるのか…!?


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うむ、やはり大方の予想通り、と言いますか。
「潰し」と相対した経験も無く「掘り合い」にめっぽう弱い千早では流石にこの結末は見えていたとしか。2度とも5対3という結果はむしろ善戦したと言えるのではないでしょうか。
………千早が3勝しか出来ない、というのも今までの対戦から考えれば恐るべきことではありますが。5連鎖効率は何も間違ってはいないだけにねぇ…。
対戦後は何かと「理由を探して」冷静を装っていた千早ですが、心の奥底ではやはり「負けて悔しい」という感情は隠し切れない様子。今までは対小鳥特化の戦法・特訓だっただけに掘り合いの技術、ヘルファイアBによる「潰し」の対策を身に付ければ勝てない相手ではない、と感じているのか…。
これを機に「ぷよぷよ」の奥深さ、ゲームの面白さをしっかりと認めてもう一段階上のステップへと上がっていって欲しいものですな。ここはむしろ一皮剥けるために必要な敗北だったと受け止めるのだ、千早。折れない姿勢や幸運を逃さないために再戦する姿はカッコよかったぞ。




対して、雪歩はどうだったかと言うと。
うん、君は怖いよw
絶対来る、絶対来るだろと分かっていてもあの「フヒッ☆」はどんなホラーよりもゾクッときちゃうw
そこに合わせて真と同じカウンター演出だもんなぁ…。2戦目は穿つところまでは届かなかったとは言え、あれが刺さって尚且つ掘りにまで成功した雪歩の満足感たるや…。そりゃほっこりにもなろうってもんですわw
いやぁ、しかしホントに真大好きなんだな雪歩…。カウンターが「終わった」戦法ではないと証明したいからこその拘りなんだろうなあ。この「潰し」からの形、ひょっとしたら対美希用に考えたor辿り着いた積み方なのではなかろうか。


更に恐ろしいことにこの雪歩、今までの闘ぷよシーンでは決して見られなかった凝視、或いはチラ見を初披露しているのである。今回は連鎖の形を見て「掘り合いが期待出来そう」といった程度のものですが(つか、ここでも掘り特化なのかいw)、相手側の連鎖構築具合を情報として知っておくことは大きなアドバンテージを生むことは、ちょっとぷよを触ったことをある人ならお分かりでしょう。発火が間に合うか間に合わないか、連鎖の大きさはどのくらいなのか、今連鎖を打つと相手は窒息したりはしないか、そうした情報を得ることでこちらもぷよの組み方をより効率のいいものに変えたり出来るからです。
現状、各自の連鎖法の拘りによってそうした凝視レベルを要求する戦いは起きていませんが、この先、より柔軟な発想と対応力で連鎖法をあえて崩す、という子が出てこないとも限らない…。ここもまた覚えておきたいところではありますな。



しかし、改めて見返すとヘルファイアBにクイック、致死連鎖のヘルファイアA(本人にとっては掘りを期待出来ない不完全形)、「潰し」からのカウンター、更には「潰し」後に相手がおじゃまを送る前に4連鎖完成、と掘り神様スキル以外の戦術オプションが豊富すぎるwこりゃ1位にまで上り詰めるのも納得の柔軟性だわ…。
真がカウンター戦術に惚れ込み過ぎて負けたように、春香さんがヘルファイアA以外の選択肢を身に付けなかった時のボロボロさのように。いくら連鎖法がしっかりしていても、ガチガチの戦術しかないとそれを破る対戦相手と相対した時には案外脆いもの。
先ほど言ったことと重複しますが、今後は各自得意の連鎖法を必殺技とした上でいかに対戦相手に応じた柔軟性を身に付けていくかも焦点になるかも知れませんね。その点では今回出番のなかった春香さんは安心出来るフラグが積み重なっていますね。ズラース法への移行、ヘルファイアBの習得、そして研究中の「真川折り返し」…。
なぁに、遠距離通勤で観戦に間に合わなかったであろう分は帳消しに出来るだけの材料があるからパラマストーナメントで活躍してくれるさ!w



一方の真はあずささんとぷよ積み速度のアップとカウンターの更なる飛躍を求めての初手回り手順の構築中。カウンターにもまだ披露されていない戦術オプションはあるかも知れないので、こちらの復活にも期待したいところ。律子が過去にさりげなく言ってますもんね。「切り札は切らないことに意味がある」と。
あずささんの「切り札」は……やっぱりお酒?w
にしても、真が全く気付いてない雪歩のことまでフォローしてあげるとか流石っすねwまあ、自分が雪歩の標的にされるしな…w



気付くと言えば。
千早の連鎖効率の高さを見て驚いている真美を見て気付いたのですが、真美は自分だったらこう置く、というような脳内でのぷよ積みをやっていたりするのかな?自分が完成させるよりも早く、的確に5連鎖を完成させる千早の手順を見て驚いているようにも見えるのですが…。流石に考えすぎかな?w
当ブログは真美びいきですので、偏った見方が多くなるのはちかたないね。
いやー、亜美に成長フラグが全く見えないもんだから余計に肩入れしてしまうと言うかですねw今回も2人で見事な観客っぷりあざーッスw足止めしてギャラリー増やしたぴよちゃんはGJよw
………そう言や前回のテレビの話題はアレだったわけですかwこうなりゃ961と876も参戦するべきではないですかね!かね!w(連鎖法が足りません)涼は存在が示唆されてるけども、貴音と響はここに至っても存在自体がまだ明言されてないからなぁ。難しいね。




最後は伊織の気遣いを見せての引きとなったPart23。いよいよ明日、と言われてもどこに時間軸が飛ぶか全く油断の出来ない「ぷよm@s」ですんで即次回!と言うわけでもないかも知れませんが、パラマストーナメントも間近であることは変わり無し!
果たして伊織は千早の協力を得て律子の再参戦を促すことが出来るのか…?そしてトーナメント表に11人目の名前が刻まれることになるのか!?「いおりんの気遣い、マジ最高!」となることを期待しておきましょう。