時間を渡る少女
・黒怒虎P
何て言えばいいんでしょう。見ている間に口がぽかーんと空いていくの抑え切れないと言うか。
自分の持っている言語感覚では到底表現しきれない世界が「ここ」にあったのです。
自分達の見ている世界とは違う、1枚幕を隔てた裏側のような。
見慣れたオブジェや建物が実は別の次元の存在だったりするような。
なんだろうなぁ、この感覚は。作者の見ている景色が私たちの手の届かない場所にあるとしか思えない。
ただ1つ断言出来るとしたら、それは紛れも無く「傑作」だと言うことだけ。
時間も場所も飛び越えて「そこ」に在り続ける春香さんを見ておいて欲しい。
ただただ、目を奪われてしまうから。