【シネ☆MAD3rd】前半組視聴完了!

いやね。
もうね。
みんな半端なく力込めすぎでしょと。



合計4時間以上も見てた計算になるんじゃないのか私w
新作と美希誕生祭動画ほぼそっちのけでしたからねー。最終日の3作来るまでにどうしても見ておきたかったもので…。


そういうわけで今日までに見たのはこちらの3作品。


・チームC


・チームB


チームE


それぞれに力を込め、工夫を凝らした珠玉の作品たち。
感想はネタバレ配慮のため隠しておきますよと。




まず最初に見たのはチームCの『CROSS LIFE』
ユニットを結成しデビューした春香と千早。
その2人のリハーサルを見てファン第1号になった候補生の美希。
3人がその日交わしたある「約束」とは…?
そして変わってしまった美希が繋ぐ物語とは?



この作品、なんと分岐エンディングに加え真の大団円(ハッピーエンド)ルートが存在するという、まるでゲームのような作り。
各ルートの最後でニコスクリプトを使ったジャンプ機能を使うためのパスワードを出すという、何とも心憎い演出です。
春香ルートと千早ルート、その2つを見終えたあとで、双方で犯してしまった過ちを文字通り「やり直す」第3の選択肢ルートが待っているのです。



「おしまい」の文字が出ない限り、何度だって…!



各ルートで示されたこの言葉をこういう風に使ってくるか!と非常にインパクトがありました。諦めない美希の願いが繋いだ感動の奇跡。3本のラインが交差し、1つとなり、そして明日への新たな道を紡ぎ出す…。
876プロの3人も上手く絡めた「約束」を明かしていく展開、痺れました。



サムネ絵の並びから分かる通り、毎回キスシーンが出てくるような百合作品ではありますが、そこら辺に嫌悪を抱かない方であればまるで1つのゲームをコンプし終えたかのような快感を味わえると思います。
全てのルートを見ると2時間近くもある大作ではありますが、お時間のある時にでも是非。
思わずDVD版が欲しくなる?ようなりふぁいんさんのイラストもご注目ですよ!w


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続いてはチームB『Twilight Stage』を視聴。
オーディション20連敗中のランクFアイドル雪歩についた新しいプロデューサー。あと1ヶ月以内に成果が上がらなければ引退、という最後通告を突きつけられた崖っ淵において、彼が受けるぞと提示したオーディションはランクAやSが大挙出場する世界的オーディション…!?
しかしプロデューサーの巧みな指示と事前調査で雪歩はランクSアイドルをも破り…、というどん底から這い上がる逆転劇が興奮を呼び起こすドラマティックな展開。



圧巻は作中でもかなりの時間が割かれたオーディションシーン。
これぞまさにアイドルマスターの対人オーディションだ!と頷いてしまうほどの熱い読み合いと駆け引き。
アピールジャンル、テンプレ打ち、スピア打ち、ジェノサイド戦術、思い出ボム…、ゲーム体験者にはお馴染みの要素てんこ盛り。尚且つゲーム素材を使わずに自作でこれら全てを演出してしまうという技術力。
初っ端から見とれるしかありませんでしたわ。



プロデューサーの過去と「贖罪」、ライバルとして登場する美希と律子、そして雪歩が見つけた答え…。
ピジャPによるオール手描き、アイマス素材の立ち絵ゼロという世界で描かれた熱量たるや、そりゃもうとんでもないことになっております。
安易な勝利で終わらせなかったところも好印象でした。
新しく始まった2人の物語、それはきっと胸の空く様な見事なサクセスストーリーを歩んでいくことでしょう。


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そして最後に見たのがチームEプラネット☆ラヴ』。
いきなり「異星人です」と自己紹介をした転校生、やよい。
最初は信じていなかったものの、流血騒ぎ(笑)をきっかけにだんだんとそれを信じるようになっていく千早。
マイペースでそれに付き合い、ハニーの影響から妙にエイリアン情報に詳しいある意味「ゆとってない」美希。
この3人を軸に繰り広げられるドタバタコメディー…かと思いきや、最後には涙腺崩壊が待ち受ける、本日最も「やられてしまった」作品でした。


使用素材や会話のテンポ、BGMなどから「『ぷよm@s』まんまなノリだなぁw」などと気楽に見ていられたのは途中まで。
序盤から出していたM.I.Bや「組織」、そしてやよいが地球に来た目的があれほどの意味を持っていたとは…。満を持してひっくり返された大どんでん返しに思わず「やられた!」
親友との突然の別れ、エピローグ、そしてED…ともう泣けるシーンてんこ盛り。ああもう、あの締めであのED曲反則ですって!!
使用曲ジャンル的に発案者はでっぶるPだとは思いますが、よくぞあれを選んでくれたと拍手したくなっちゃいましたホント。



また、千早の父親母親役に高木、石川両社長を使って暖かい家庭を築いてくれたことはとても嬉しかった。千早で家族、というと例の暗く重いイメージしかありませんから、それを払拭するほどの一家団欒ぶりを描いてくれたことはちーちゃんファンとして素直に感謝したい。
親切で友達思いで面倒見が良くて会話のボケとツッコミも心得ていて。
家庭環境が変わればこんな風だったのではないか、というifの世界の千早が垣間見れたようでした。



そうそう、忘れちゃいけない。
947daPのイラストは実に良いところを隠すなぁ、ホントにw
一時停止?ちゃんと自重しましたよw



『完璧な合作』という観点からすると、かなり鱈P色が前面に出ていたので少し疑問符はつきますが(衣装改変も鱈Pかな?宇宙服デザインが謎なのですが)、作品としての完成度は文句無く素晴らしかった!
続きを見る手を止められない濃密な70分でした!




さぁて、残すは3チーム。
やはり半年間のデスマーチを体験したというチームDの『爆弾』は大いに気になるところですが、事前情報の少ないチームFも気になりますね。予告映像では『犬神』とのコラボのように見えましたが、さて。
また、能力者バトルや会話シーンにハラハラドキドキというチームAも勿論見逃せない!
こりゃ明日も大変だなぁ。