このアイドルでなければ出せない味がある。

それは例えば千早なら【家族との絆】であったり、雪歩なら【変化】であったり、真なら【乙女の憧れ】であったり。アイマスにおけるアイドル達を表すそうしたキーワードは皆さん心の中にいくつか持ってらっしゃることかと思います。



では【あの人との別れ】。
こんな言葉を聞いて思い浮かぶアイドルと言えば?



そう。ただ1人、「あの」EDを持つ春香さん。
それを念頭に置いた上でこの作品、タクヲPの「サンデイ」を見ると心の奥底からこみ上げてくるものがあります。



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im@sMSC3(←大百科のim@s MAD Survival Championship項目へリンク)にて「続きが気になる!」という視聴者の票を集め見事に優勝(私も1票投じました)、当時から早く完成版を…と望まれていた単品が先月アップされました。
週刊アイドルマスターランキングでもランクインしたのでご覧になった方は多いと思われますが、やっぱり改めて紹介しないわけにはいかないです。多くの人に見て欲しいですから。





正直なところ、後半のあの言葉の海を貼り付けようかどうか迷いました。
でも、やはりまだ未視聴の方の楽しみを奪うわけにもいかないですから、この物悲しい雰囲気を放つ春香さんの切ない表情で。



コメを見るとやはり戸惑っていたり、悲壮な最期を連想してしまう方が少なからずいるように思われます。これはじゃんPの傑作「樹海の糸」と同様な反応ですし、またそれも無理からぬことと思います。(多分、作者は意図的にそちらの思考へ誘導しようと試みてる…のだと思う)



しかし、最後の最後。衣装が変わる場面は何を意味しているのか。
そして作者マイリスのコメントにある「連作」、「次に進める」という言葉。



ここから導き出されるのは………やはり「新しい道」ではないのかと。







見返すたび切なく、そして春香さんを大切にしてあげたくなる作品です。
そう、お姫さまティアラを見る目が変わってしまうほどに。