「iM@S KAKU-tail Party 6」後半感想と総括

遅れまして大変申し訳ございません(土下座)
ようやく感想を書き終わったので総括と一緒に「KAKU-tail Party 6」を振り返ってみたいと思います。



・蝉丸P (サムネ:5G氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 4th night Opening

「そうきたかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜wwww」
と思わざるを得ない変化球?OPが後半戦の幕開け。何気に前半のOPがえにこPなので実写繋がりではあるんですよね…w いやぁ、意表を突かれまくりですが流石本職、ありがたい説法でございました。



怒首領蜂P HLCP MIP 少年P (サムネ:ゆいまーる氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 4th night A

・あかしP ミアキスP 愛妻弁当P 艦長P (サムネ:まつうらとしかず氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 4th night B

・_P dodoP 爽快P エコノミーP (サムネ:h氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 4th night C

・バートレットP カイザーP スピナーP 井川KP (サムネ:こんにゃくP)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 4th night D

・卓球P ぱるぷんてP RED.P under79氏 (サムネ:コロッサス氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 4th night E

さてさて、まずは4日目。


直球お題消化の4-AはガチPV3作に挟まれながらも流石の存在感を示した演芸一門の雄、HLCPの作品が何気にお気に入りだったり。こういうテンポのいいコント(しかも期待通りの手描きで!)作るのがホント上手いんですよねー。勿論、他の3作もらしさ全開の素晴らしい作品ばかりです。



4-Bは…もう愛妻弁当P(妻)さんが全部持ってちゃったと言うか、私の心を鷲掴みwww いやもう、ホントにこの方のギャグセンスがたまらなく大好きなんですww
しかもこの短い時間の中にOP+4話分でオチまでつけてくとか!ネタの詰め込み方も上手すぎましたw
あと特筆したいのはやはり艦長Pかな。貴音とこのお題ゆえでしょうが、今までの傾向から爽快ダンス系を想像していたので、コミュを使ったしっとりとしたPVは意外であり、そして艦長Pの新たな魅力を見せて貰った作品でもありました。


「ネタを挟まないと死んじゃう病」が本格的に浸透した?4-Cはみんなの当惑含めてすげー楽しかったw
_Pのいつも通りの作風に始まりお題の拡大解釈、本編で反省部屋のコンセプト、そしておまけが本編の「やっちゃった」方…。いや、どれもこれも笑ってニヤけてとお祭りらしいごちゃ混ぜ感が凄かったなぁ。KAKU-tailの伝統は2週目でも守られたのだったw


意訳字幕付き洋楽PV、はるゆき病、本物の?達夫枠といつも通りの作風で攻めてきた方が多い中、あえてストライクゾーンへの変化球を決めてきた井川KPへの困惑が面白かった4-D。通して見るとガチとネタのバランスが取れててここも良く考えられてるんですよねー。
まぁ、DSXに続き2回連続でスピナーPと井川KP両名が並べられてしまったのは不幸な事故ではありますがwここは確かに本人たちは文句言っていいかもw


4日目ラストの4-Eはunder79氏にやられたわー…。だってここまでの作風には全く感じられなかったテキスト入りストーリー系PVであり、得意武器のダンスも最小限に抑えたしっとり作品で完全に見入ってしまったんですもの!上手い方だとは思ってましたが、こんな方向性も完璧にこなしてしまうのか…。艦長Pと同じく今までと見方が変わった1人でもあります。
そして期待通りのネタからカッコいいおまけに繋いだ卓球P、箱素材クラッシュから手描き方向に目覚めたぱるぷんてPの捏造鍵版GOF、RED.Pの昔と今を繋ぐ過去作リスペクトというこれらの作品はどれも素晴らしかったです。いい締めくくり枠でしたね。



・う〜おっほいP (サムネ:たがやしいちろう氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 5th night Opening

続いての5日目。



俺得OPアクト再び!brookPに続いてまたまた私のツボを刺激する方がやって参りました。う〜おっほいP久々の新作はこれまた素晴らしい仕上がりに!
何でも10回近くのリテイクを繰り返した結果、ここまで存分に面白さを詰め込んだ出来になったようで…。紙を破りつつめくるような効果の下には紹介字幕、ミズギ、ドリル、仮面とまぁ出るわ出るわ。まるでおっほいPのアイディアがめくる度に次々と生まれてくるような演出と、気分を高揚させるオールスターステージはこれまた今回のKAKU-tailでのお気に入り作の1つでございます。


・小町P こんにゃくP てつろ〜P crongP (サムネ:きんばら1099氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 5th night A

・ふふP せりざわP PacP あさひなP (サムネ:歯ブラシP)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 5th night B

・ArielP アンドリウP かきP 射座の日P (サムネ:ジアースP)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 5th night C

・カレーP AWP だいすP カイザートP (サムネ:くらふと氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 5th night D

・島P ぐっさんP よつばねぎP ラフタイムP (サムネ:ため氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 5th night E



いきなりまさかの曲被りに吹いた5-Aは07年デビューの古参Pに負けぬクオリティで貴音を美しく演出したcrongPに拍手。ロケ地でお題クリアという旅m@sPならではの方法と、しっかりとした合成技術は前半3作に全く劣らぬ出来でした。
小町PもhitanariPとは全く違ったステージに小ネタの挟み方で爽快感たっぷりなものでしたし、こんにゃくPも元映像トレスとはいえ相当な枚数を描いてきて可愛らしく仕上げてきました。この辺りは年季の入ったそれぞれの腕も出ていましたね。
…勿論、てつろ〜Pも年季の入ったネタ職人っぷり?を見せて下さいましたね、ええw ストーリー系PV(後夜祭放送で本人談)とは全く気付かないくらいでしたからw つーか、テーマ消化それでいいのかwwww


5-Bはまあ、何と言ってもせりざわPに尽きるでしょうwww 最初に「もしドラかぁ」と思わせておいてからのこのネタのオンパレードはもうずるいwww 雪歩のみならずこちらまでお題に振り回された感じが致します、はいw
それにPacPもいつも通りで安心するわーw これもう完全に律子がおまけですよね…w
そんな中で裏をかかれたのがあさひなPのノベマススタイル。てっきりいつも通りの可愛らしさ溢れるPVで来ると思っていただけに、お題消化の仕方も含め感心させられました。


海外からの参加者にしてデビュー作であるAerilPのPVは処女作とは思えぬ出来映え。これを冒頭に持ってきた5-Cは意外にも?綺麗にまとまった作品の集った枠になりましたね。
ここではやはりお題からは想像もつかなかった、宇宙さえも舞台にした壮大さが光るかきPの作品が頭抜けていたかなぁ。時代も場所も飛び越える人の感情そのものの普遍性、心に響きました。それだけにご本人が隠居生活?に入ってしまわれたのが残念ではあるのですが…。


5-DではやはりカレーPがカッコよすぎて濡れるっ!!コメントを読むと使用曲PV意識の演出もあるようですが、それだけでは片付けられない千早のパワフルなステージは圧巻でした!ん?空気嫁?やだなぁ、ああいうネタもあってこそのカレーPじゃないですかwww
カイザートPはかなり重い内容でしたが、冒頭からしっかりifと明言してあるので表現がキツくてもそれほど気にはならなかったですね。雰囲気に呑まれてしまいましたし。
AWPのMMDはどうやらモーション自作のようで、また手間のかかることをしましたなぁ。流石にまだぎこちなさが残るものではありましたが、これから本格的に取り組んでいくのでしょうか。
そして見る前から完全に身構えていただいすPでありましたが…。正直、すいませんでしたw ああやって詳細な手順を見せられても素晴らしく面倒くさいことが分かったので、後に続く人はそうそう現れないだろうなぁ…w そして何気にリズムや音声にも手を抜いてないとこが凄い。


2日目最終枠の開幕を飾った島Pのは、もうイントロ流れ始めた時点で大興奮!お題クリアも「天使」で明確ですし、この曲大好きなもんで…。そしてまたこの光が!カメラが!衣装チェンジが!色気とカッコよさが見事に調和していて素晴らしいわー。5日目お気に入りの1つですね。
ぐっさんPのダンスシンクロ+はあああああんのぴったりさも特筆すべきものですし、ラフタイムPの素晴らしき選曲と色使いも感動もので、締めくくりに相応しい作品が揃った中、あえて伝統芸をここに持ってきた運営は色々とずるいw 「かくてるっぽく」ってヅラとかもう完全に反則だろ!www納得しちゃう自分が嫌だwww



・ぎょP (サムネ:上向だい氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night Opening

いよいよ6日目!


さてさて、最終日OPを飾ったのは、参加者の中に名前がないことから一部ではOP担当やるんじゃないのと噂されていたぎょPがついに登場。しかもこの方、OP公開のほんの30分前に新作上げてるんですよね…。どこまで不参加偽装したかったんだろうw
もうねー、ねこにゃんダンスにネコセット、それでもってこのダンス選択の上手さはもうホントずるいw
そして、くさPの代打としてシメジPの緊急参戦もここで発表。数日ほどしかない中で手描きPであるシメジPがどこまでやれるのか心配になったほどの制作期間の短さだったのですが…。そんな気遣いは無用だったことを後で思い知ることになるのですな。恐ろしや、ニコマス界隈。



・しげP いっつP オボロP もう、ダメP (サムネ:inu氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night A

・しょじょんP&お茶P ok3P シメジP ロジックP (サムネ:カブキンの妹P)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night B

・chiroP よりみちP ぐりもP Secret β (サムネ:アカギギショウ氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night C

・いけP 妖狐P ふらいんP 緊急Secret (サムネ:ヤギ氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night D

・かよーP いちじょーP M@co.jp 2番P (サムネ:わらべし氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 6th night E



開幕の6-Aは個人的お気に入り作ばかりでホント楽しかった&素晴らしかった!
しげPは今回のKAKU-tailでの響の愛され方を象徴するような聖地タグ認定ものの感動作。
いっつPはコミカルなぬるぬるアニメーションで笑わせた後にラストにほっこりしてしまう展開の上手さ。
オボロPは千早の公式カバー曲屈指のベストマッチであるこの歌で美しさと強さを存分に味わわせてくれる仕上がり。
そしてもう、ダメPは公式のお遊びであるDLC特典のなるとを見事に生かした芸の細かいストーリー仕立てという、それぞれに違った手法での本気度が肌で感じられて大満足な枠となっていました。
しげPが全員集合の場面でバイタルサンフラワー衣装を選んだのはtloPと同じ思考の流れで至ったものなのかなぁと考えてしまったり。やはりアニメの影響は大きいのう。


我々の想定は軽く裏切られるものだと知った6-B。個人的にはok3Pは北米版と普通のPV、半々だろうなー、と思っていたのでこの綺麗なあずささんPVは大満足です。にしてもお題消化が上手すぎる!漢字の読みは奥が深いですな。
更にシメジPは緊急参加というハンデを感じさせない雰囲気作りと演出の上手さが凄かったです。アニメーションを最小限にしながら画面にはちゃんと動きを感じさせるものをプラスしていて、こういうところが古参の腕なのだなぁと感心しきりです。全く緊急とは一体何だったのか…。
テーマ「恋」と律子の組み合わせは普通に考えればPとの恋愛ものを考えてしまうところですが、そこをあえてひねって伊織との関係性という方向で仕上げてきたロジックPもなかなかに策士。ブログでの「律子 伊織→りつこ いおり→りつ こい おり」種明かしを見るまで全然気付かなかった私は反省すべきですね。でも、尺が余ったからってあのネタはwww
ある意味期待通りでありながら、更にその上を行かれたのがしょじょんPお茶Pコンビというところでしょうか。一体どうなってるんだこの2人のデザインセンスは…。亜美真美の1日の流れが手に取るように分かり、それでいて芸術性も飛び抜けて洗練されているこの作品にケチをつけることは出来ません。恐れ入った。


さて…、6-Cか…。ここはもう、ねw シークレットβが全てを持っていってしまったというかwww この枠に配された他の3名がちょっと気の毒でならぬww 最後の千早枠がこれだもんなーw
しかし、自作のMMD素材やLEON調教、それに親切すぎるテロップネタなど無駄に上手くて凝ってるものだから何だか悔しいと言いますかw とりあえず盛大に草生やしてきましたよ、ええ。
最初のchiroPのミルキィパロで定型コメント弾幕形成されるだろうなー、と思っていたんだがなぁw 結構後ろに持ってかれちゃってるね、仕方ないね。あ、黒井社長はペロペロしたくないです、はいw
ネタの強烈さに印象が薄れがちですが、よりみちPもぐりもPもスタイリッシュでアイドルの特性を見事に引き出す素晴らしいPVだったことは記しておかねばならないでしょう。


いけP愛してる。
や、もうあの流れからこうも見事に持ちネタ全開で笑わせてくれるんですから言わないわけには。ホント廃m@sは最高だな!!w
そんな始まりだった6-Dは妖狐Pのクオリティが半端ねぇです、はい。MMD使いの猛者として名を馳せるだけあって動きも質感もすげーレベルに到達してますわぁ…。SEもしっかり拘ってるのがなお素晴らしい。MMD杯を蹴ったのはこちらに応募したからだとは聞いてましたが、それを証明するこの出来映えは拍手ものです。そして春香さん最強。
これを見たあとだと流石にシークレット参加の方の作品は…、となってしまいますが、まぁブラックなネタをストレートに投げ込んでくるのはいかにもこの人らしいなと言いますかw 一応緊急であるがゆえの事情(本業の仕事もあったでしょうし)は鑑みるべきかな、と。でも、テロップネタは絶対カブキンPの見てから入れたと思うんだ…w
あ、ふらいんPは実によくやったと思いますw 反省部屋に入りたい衝動に突き動かされたのであればしょうがないのだ、うんw 何気に音声除けばPVとして素晴らしくいい仕上がりなのは喜んでいいのか悪いのかw


そして今回の「KAKU-tail Party 6」の最後を任された6-Eの作品が。
個々の作品どれもが感動ものの出来でありながら。
1つの枠としての流れもまた完璧に整えられていて。
思わずセルフエコノミータイム。
既に単品で上がっていたりもしますが、そちらを見るよりもまず是非ともこの考え抜かれた最高の並びを先に堪能していただきたい。きっと感動が2倍にも3倍にも膨れ上がることでしょう。



・kakaoP (サムネ:くまみね氏)

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 2nd week's Epilogue


・SeiP さきかけP

【ニコニコ動画】「iM@S KAKU-tail Party 6」 Finale


いつも通りのコメントに紛れてM@co.jPが思わずじんときてしまうコメントを残してくれた中で迎えたグランドフィナーレ。ああ、最後にこの曲を持ってきてくれたのは嬉しいなぁ…。ホントに「また会おうぜ」って気にさせてくれるみんなのコメントも寂しさと楽しんだ満足感が伝わってきてのう…。



ああ、ついに終わってしまいましたねぇ、「KAKU-tail Party 6」。
2週に渡って繰り広げられた120作+αの作品たちが味わわせてくれた動画の祭典のボリュームは実に楽しかったです。みんなと一緒に盛り上がって、素晴らしい作品たちに沢山出会えて。あまりの満足感にしばし呆然として力が入らなくなってしまう感じでした。
6回目となったこのお祭りではまた新たな名作・傑作の数々が生まれ、下半期20選も大変なことになるなぁ、などと考えたりもするのですが、1つの枠で作られた流れが時に笑いを呼び、大きな感動も生むという、こうした作品募集型ならではのイベントが作り出す独特な空気はやはり何度味わってもいいものですね。
運営の大変さや企画主の事情などで数は減ってしまいましたが、こういうイベントはずっと大事にしてみんなでいつでも立ち上げられる流れを作っておければいいなぁ、と改めて思うのでありました。



にしても、今回のKAKU-tailから5選や10選を選ぼうとなるとマジで悩むなぁ…。
tloP、M@co.jP、HBPは完全に確定なのですが、後は数次第で地獄のようなことになってしまうww
単品祭りの特集も組みたいので、そちらでちょっと頭を悩ますとしますかねw



さて、最後に。
企画主のきつねPを始め運営に携わった運営陣の精鋭様、応募した全ての参加者の方々、素敵なイラストを沢山提供していただいた絵師の皆様、そして一緒に大騒ぎした全ての視聴者の皆さん。
本当に楽しかったです!ありがとう!!
そして「KAKU-tail Party 7」の場でまた会えることを願っています!!