お手軽なオペラ

・765歌劇場P


続・空から降ってくるのでさんで紹介されてたこの作品。
「ほほう、オペラとな」という軽い気持ちで見始めましたが、これはなかなか面白い。


一言で言うなら「クスリと笑いながら楽しめる初心者向け翻訳されたオペラ」とでも言いましょうか。オペラというともっと堅苦しいイメージがありましたが、こうしてアイドル達を使って翻訳されてみると実にバカバカしい話を仰々しくやってたりするんだなぁw、と少し親近感湧いてきちゃいますね。



見る前に頭に入れておくといいかも知れない予備知識など。


詩人ロドルフォ=真
画家マルチェッロ=やよい
哲学者コッリーネ=律子
楽家ショナール=千早


この1幕前半にはもう1人出てきますが、とりあえずここだけ頭に入れておけばいいかと。見てるうちにすぐ理解できちゃいますけどね。




冬のパリは冷える、けれどこの部屋の暖炉は焚き木もなく役立たずのまま。
ああ、このままでは寒さで凍えてしまうよ〜〜〜…などというところから始まるストーリー。

貧乏さに泣けてくる話なのに、何故か明るい雰囲気なのが面白いですw
恋愛劇だの戦争ものだのを重苦しく演じているイメージが強いオペラですが、中にはこんな話もあるんですねぇ。
しかも人の話を延々スルーし続けたりw
マルチェッロやよいはなんか黒い一面見せてたりでまさに「にごってる」w




1幕前半、ということでこれから後編、2幕〜と続いていくのでしょうが、始まったばかりの今だからこそ皆さんも追いかけて見続けてみるのはいかがでしょう?
私は「この家にいながら楽しめるオペラ」を鑑賞することにしました〜。


しかし最後のほうの「コッリーネ、死んだ?」って翻訳するとホントにこう言ってるようになるんでしょうか?wだとしたらオペラも思ったより酷いこと言ってるんだなぁw